RPG技術者不足への研修サービス
食品製造会社H社様向けILE RPG講習の導入事例をご紹介いたします。
導入事例 H社様
課題
- 若手の技術者にRPGを勉強させて、自社のシステムの保守を任せたい
- 自分が教育してもよいが、RPGは我流で覚えているので、自分の知識が正しいのか自信がない
- プロの正しい知識を教育してほしい
ソリューション
- 完全フリーフォーマットRPG
- RPG研修カリキュラム
- RPG研修テキスト
評価
- プログラミングの基本を教えてもらえて、体系的に理解することができた。
- VBAに慣れていたため、似ている作りの完全フリーフォーマットRPGは読みやすかった。
- 気軽に質問しやすい環境だった。
- 35年の開発経験の中で『目から鱗』的な話も多かった。
背景
長年IBM i(AS400)を使ってきたH社の情報システム部門は、若手の技術者にRPGを勉強させて、自社のシステムの保守を任せたいと考えていました。
そのため、プロの正しい知識を教育してほしい、という依頼があり、RPG研修を実施いたしました。
研修カリキュラムには、IBM iデータベース用語と一般的なSQL用語との比較、PDM/SEUの基本的な使い方、SDAを使用したディスプレイファイルのテスト方法などを盛り込みました。
研修テキストは、「Programming in ILE RPG 5th Edition」という英語の書籍を、翻訳して作成しました
この書籍ではRPGソースコードが基本的に完全フリーフォーマットで書かれているため、RDiの使用が推奨されていましたが、お客様のご要望により、PDM/SEUを使用して完全フリーフォーマットRPGのコーディングを行いました。
研修を通じてRPGの勘所を伝えることが出来た結果、H社の若手技術者は自社のシステムの保守に取り組み始めました。
実際のRPG講習プログラム
自社に合わせたカリキュラムをカリキュラムを組むことが出来ました。
プログラム
- プログラミングとRPGの紹介
- はじめに
- ファイルの作成と使用
- 宣言の使用
- プログラムワークフローの制御
- 算術演算と関数の使用
- 文字データの処理
- 日付の操作
- DBファイルへのアクセスと更新
- SQLを使用したファイルの処埋
- 配列の使用
- 対話型アプリケーションの作成
- プログラム呼び出しとパラメーターの受渡し
- プロシージャーを使用したモジュ―ル式プログラムの構築
- サービスプログラムの構築
- 工ラー処理
- サブファイルを使用したプログラミング
- APIの操作
受講効果・今後の展望
研修テキストには専門用語が多く、理解できるか心配でした。
理解しにくい部分を、オープン系技術者になじみのある表現に言い換えていただけたので、理解することが出来ました。(お客様の声)
研修の間隔が空いた時、前回の内容を忘れてしまわないか心配でした。
毎回研修の最初に前回の復習問題を実施していただけたので、覚えておくべきポイントの整理や理解度チェックが出来ました。(お客様の声)

