技術向上の取り組み

ソリューション・ラボ・横浜で年2回行っている、社内勉強会です。

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社内勉強会:2017年度12月開催レポート

ソリューション・ラボ・横浜で年2回行っている、社内勉強会です。
今回は通常の内容に加え、オープンイノベーションの契機となるハッカソンにも新たに取り組み、その開発結果などを含む、多彩な発表が行われました。

当日のプログラム

★が付いている発表には、関連サービス・ソリューションをご紹介しています。

  • 各発表に質疑応答時間含む

発表内容

事業部長タイム

事業部長 森原 達夫

今回の技術発表会でも、事業部長・森原から開会のあいさつが行われました。
ソリューション・ラボ・横浜の現状として、会社にとってもお客さまにとっても有益な知識が、各スタッフに内在されたままになっている傾向が見られる、と指摘。こうした状況を改善するため、通常業務や外部セミナーで得た知識は、ぜひ社内に共有してもらいたい、と改めて技術発表会の意義を明言しました。
さらに、今回新たに取り組むハッカソンの目的にも言及。当社が取り扱うさまざまな開発ツールについて、その知識やスキルを担当者だけにとどめず社内に広めていきましょう。そうすることで、スタッフ自身のスキルアップはもちろん、会社としての提案力・技術力・対応力の向上を目指していきましょう、と参加者全員にメッセージを送りました。

SLYハッカソンについて

ソリューション開発2部 S.T 入社12年目 40代 男性エンジニア

次に、当社におけるハッカソン(以下、SLYハッカソン)について、改めてS.Tが説明しました。
そもそもハッカソンとは、与えられたテーマに対し、各チームが技術やアイデアを持ち寄り、短期間に集中してアプリケーションなどを開発し、成果を競うこと。当社でもオープンイノベーションを推進するため、SLYハッカソンの実施に至りました。
第1回となる今回のテーマは、給与データの入力アプリケーション。誰もが理解しやすいエントリー機能を共通の題材として、それぞれのツールで開発したときの手法や、そのツールの特性を生かした活用方法、給与データ入力のイメージ、デモなどの発表を、各チームの課題としました。

SLYハッカソン① Bluemix版給与データ入力

ソリューション開発3部 T.A 入社10年目 30代 女性エンジニア

第1回SLYハッカソンの1番手は、プレゼンテーションで表彰経験のあるT.A。2017年11月にIBM Cloudブランドに統合された「Bluemix」によるアプリ開発について発表しました。
まず、PaaSであるため開発環境の構築・メンテナンスが不要であることや、提供されているサービスが120以上あることなど、ツールの特長を説明。映画「STAR WARS」のフォースをBluemixで実現した動画を紹介し、ツールへの興味を喚起しました。
次に、開発したアプリを実際に動かしている様子を動画で解説。monacaを用いてスマートフォンのインターフェースを作成し、そこからJavaScriptのajaxでCloudantに登録・更新している、と構成を紹介しました。
「JavaScriptを理解しているプログラマーであれば、比較的簡単に実装可能だと思う」とツールの感想を話したT.Aは、最後に社員プロフィールや顔認証など、時間があれば連携させたかった機能を紹介し、発表を締めくくりました。

★SLYハッカソン② intra-mart版給与データ入力

ソリューション開発3部 S.H 入社1年目 40代 男性エンジニア

ソリューション開発3部のS.Hからは、AS/400とも連携が可能な「intra-mart」を用いたアプリ開発について発表。
WindowsやLinuxと連携でき、HTMLやWebアプリを知らなくても開発可能という特長を述べる一方で、アクション設定では項目の表示・非表示程度しかできないため、数値チェックなどはJavaScriptやJQueryで実装する必要がある、という難点にも触れました。
また、Javaファイルは自動生成されるため、ソースを書く手間は不要ですが、入出力チェックについては、JavaScriptやJQueryを記述する必要がある、と注意しました。
発表の最後に「intra-martは、承認ワークフロー機能が利用可能なため、基幹システムで給与データ登録→ワークフローで承認、決裁後、データベースに登録するといった一連の業務プロセスも、システムでもっと実現可能です。ユーザーが多いツールではありますが、当社では使える人がまだ少ない。もっと増やしていきたい。」と主張しました。

★SLYハッカソン③ EVOLIO版給与データ入力

ソリューション開発3部 T.Y 入社9年目 40代 男性エンジニア

休憩を経て、ソリューション開発3部のT.Yが「EVOLIO」を使ったアプリ開発について発表しました。
特長は、Microsoft Excelに組み込むことができること。IBMiのDBからデータを抽出・閲覧可能で、DBやSQLの知識がなくても、コーディングせずにデータ抽出方法を定義し、実行できます。「使い慣れたExcelで操作でき、関数でカスタマイズすることも可能」と、お客さまへのアピールポイントも併せて紹介しました。
また、開発したアプリのデモ後に、ツールの感想を紹介。「単純なテーブルへの登録や、データを指定してcsvへダウンロードする機能などにはマッチしますが、チェック処理が複雑なプログラムなどには向かない」と話しました。最後にEVOLIOの売り方まで言及し、発表を終えました。

★SLYハッカソン④ ASP.NET版給与データ入力

ソリューション開発2部 S.H 入社2年目 20代 女性エンジニア

次に、「ASP.NET」で開発した給与データ入力アプリについて、VBチームのS.Hが発表。画面開発については、業務で既に慣れているため、代わってS.Kが担当しました。
画面の開発は「Visual Studio」で実施しましたが、ソースのコーディングがほぼなく、データ項目の並べ替えなども簡単にできたと説明。画面作成と追加・更新・エラーチェックを含めて、6時間で終了したと振り返りました。
また、「Visual Basic」を使った開発に関わるための必要なスキルとしては、学生向けの分かりやすいWebサイトの閲覧と、SQLの基礎知識のみで「HTMLの知識は必要ありません」とS.H。一方で、Windowsのバージョンの管理が面倒であり、Windows Updateにより障害が発生する可能性があることも示唆しました。

★SLYハッカソン⑤ LANSA版給与データ入力

ソリューション開発2部 S.K 入社3年目 40代 男性エンジニア

ハッカソンのアンカーを飾るS.Kは、「Visual LANSA」を用いた給与データ入力アプリの開発について発表しました。
はじめに、LANSAはリポジトリに依存していて、RPGと比べてステップが少なく、生産性が高いのがポイントだと説明。実際に開発した画面を紹介し、AS/400にあるDBへの取り込みと画面開発込みで、2時間程度で完了できたことを明かしました。
最後に「当社が得意とする5250グリーン画面アプリのモダナイゼーションに最適」とツールの感想を述べ、発表を終えました。

★Web Performer による請負開発

ソリューション開発3部 S.H 入社1年目 40代 男性エンジニア

2度目の休憩を挟み、再び登壇したS.Hは「Web Performer」によって、AS/400で稼働していた既存システムをWeb化する、大手SIerの開発チームに参加した事例を紹介しました。
特定非営利活動法人であるN様から依頼された要件は、既存システムのモダナイゼーションであり、画面数は約600、帳票数は約200。これをスクラッチで開発するとHTMLやJavaScriptなどの知識が必要ですし、メンテナンスが面倒です。納品後の運用はお客さまが実施するため、スクラッチでの開発は選択肢から外れていました。
そこで選択したのが、Web Performerです。GUIで簡単に画面の作成ができますし、サーバーサイドも業務ロジックを定義するだけ。DB構築にもSQLの知識はほぼ不要です。多少の教育で、お客さま側でのメンテナンスが実現できました。
今回の案件を経て「Web Performerは開発スピードが速く、アジャイルや小規模の請負開発に向いている」と感じたというS.H。発表の締めくくりとして、競合他社との差別化を図るために、AS/400のWeb化に特化してはどうか、という持論を展開しました。

Let‘s Try RPA!!

ソリューション開発4部 S.S 入社18年目 40代 男性エンジニア、ソリューション開発4部 M.S 入社9年目 30代 男性エンジニア

ソリューション開発4部のS.SとM.Sから、RPA(ロボットによる業務自動化)について、発表がありました。
既に世界的なトレンドとなっているRPA。大手企業では、事務作業への活用も始まっています。近年注目されている「働き方改革」の手段としても注目を集めているとS.S。例として簡単なデータ入力における、手作業とRPAの処理時間の違いを動画で紹介し、その圧倒的な作業効率の違いで、参加者に驚きを与えていました。
また、M.Sが「当日実施した作業を台帳に記録して、関係者へメール通知する」という実際にお客様先で担当している業務 について、手作業からRPAに置き換えたらどうなるか、というデモを披露。最後に、今は定型作業での利用が進んでいるが、いずれ非定型作業やイレギュラー対応にも利用されることが見込まれるRPAについて、当社ではこれからも研究を進め、お客様に提案できるようにしていきたいと話しました。

iSUC研修報告

ソリューション開発2部 S.Y 入社4年目 40代 男性エンジニア

ソリューション開発2部のS.Yは、2017年11月15日~17日に大分で開催された第28回iSUC研修の参加報告を行いました。
全国IBMユーザー研究会連合会が主催するiSUCでは、さまざまなセッションが行われたのですが、中でも気になったのが「今日から始める! IBMiのデータ活用」です。データ活用のポイントは「貯める・整える・活用する」の3つ。セッション内ではWatsonによるデータ活用のデモが紹介され、IBMiなら3つのポイントを簡単に実現できます、とS.Yは語りました。
次に好印象だったセッションが「オープン技術を取り入れたIBMiでセキュリティ対策はどう変わる?」。正しく構成すれば高いセキュリティ環境を得られるIBMiですが、それだけでは不十分です。不正侵入アクセス防止、ユーザー管理などを実現する必要があると警鐘を鳴らし、報告を終えました。

技術発表会を終えた社員の声

思い通りに発表できなかったので、次回はしっかり準備してリベンジします。他の人の発表を聞いて、Bluemixを使ってみたいと感じました

ソリューション開発2部 S.K 入社3年目
40代 男性エンジニア

Web系・オープン系など、自分の得意分野を会社に還元できたと思います。逆に、自分が知らなかったツールも、知ることができました

ソリューション開発3部 S.H 入社1年目
40代 男性エンジニア

さまざまなツールの、メリットや不得意な面などを知ることができ、良かった。会社としてハッカソンを継続した方が良いと感じました

ソリューション開発3部 T.Y 入社9年目
40代 男性エンジニア

気づきの場、知識共有の場として非常に有意義でした。私としては知識共有の1つ上、興味を喚起するには、もう一工夫必要だと気づきました

ソリューション開発4部 S.S 入社18年目
40代 男性エンジニア

関連ケーススタディ・ソリューション

今回の技術発表会と関連するサービス・ソリューションをご紹介します。

関連サービス・ソリューション

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